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極限の愛の神秘と歓びをあなたへ!
〜ウテルスセックスの神秘〜
第8号
         
男と女の不可思議な関係(その2)
≪霊的相性について≫

2004/1/13 

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これより本文


◆◇◆ 気づいた不思議 ◇◆◇


その日がウテルスセックスを知ることになって3回目の時だった。
それまでの2回のときと同じように加代は長い痙攣(けいれん)とと
もにエクスタシーの中にいた。

私はその日も奥で何かにはさまれてるような締め付けられてるよう
な快感にわれを忘れていた。

そのような最中に気づくことがあった。

加代はエクスタシーのさなかにかすかな声で何度もひとつの言葉を
繰り返していた。

『あ・・り・・が・・と・・う・・ご・ざ・い・ま・す』って。

『変わってるな、この女????』

これまで他の女に事が終わってから『ありがとう』とは言われたこ
とはあるが、絶頂の真っ最中にこんなことを言う女は始めてである。

加代の痙攣とエクスタシーのすべてが静まってから、とうに果てて
いた私は彼女から身体を離した。

彼女の中でそのまま果てるのは3回目。
はじめは加代が安全な日よと言っても私は信じなかった。

いままでに相手の言う事を信じて失敗した事があるからだ。

しかし加代の言う事を信じることになった理由はそれまでの女と比
べ彼女は自分のカラダというものを知り尽くしているように思った
からである。

だから彼女が言う「今日は排卵日から一週間過ぎてるし妊娠はしな
いと感じるから大丈夫よ」
というような確信じみた言葉を信じた。


なごり惜しそうに奥の方で吸い付いてくる感触をすでになえてる先
端のほうで私は感じた。

私は加代に声をかけたが返事はなかった。。
彼女は眠りの中にいた。


もうひとつ気づいたことがあった。
それは、洗面台の鏡の前に立ったときである。
鏡にうつった自分の顔がやけにスッキリしてさわやかに感じた。

顔や首、胸や身体全体を手のひらでなでるとスベスベしている。
それも10代や20代のころのスベスベ感である。
なにか数歳若返ったようだ。
目の輝きも違った。

一回目のときから感じてはいたが、たくさんの汗をかいた後だから
と思っていた。サウナに入ったときのように。

しかしそのときのとは違っていたことに気づいた。
何故か、身体全体が軽いのだ。
フワフワとそのまま浮いてしまうような感じだった。

そればかりでない。
仕事についてや諸々の事柄に対しての精神面のストレスやわだかま
りというものが心の中を探しても無くなっているのだ。
さっきまで悩んでいたことが、

『きれいさっぱり消えている』不思議な感覚

カラダの中から何かが落ちたような抜けたような感覚だった。
当時の私はまだ、それがどういうことなのか理解できていなかった。


◇◆◇ 相性ということ ◆◇◆


短い眠りから加代が目ざめた。

「あなたはわたしをなぜ抱こうと思ったの?」
「なぜ?・・・なぜって、はじめて会った時に抱きたいなあと思っ
 たから」

「それだけ?」
「うん。まあそうだけど。・・そういう君はなぜオレに抱かれよう
 と思ったんだ?」

「うん。わたしもはじめてあなたと出会った時よ。この人、きっと
 わたしを抱くんだなあって思ったの」
「そうなんだあ」

「誤解しないでね。男の人は必ずそういう目で最初はわたしを見る
 のよ。 でもね、ほとんどの男に対しては心のなかで、『わたしは
 あんたにはゼッタイ抱かれないわよ!』って言ってるの。
 ニコニコしてお相手しながらね。 でもあなたは違ったわ」

「よくわからんなあ。つまり君とオレとは気が合ったってことか?」

「それもあるけど、気が合う人はたくさんいるけど抱かれようとまで
 は思わないわ」
「じゃあ、オレの気持ちが通じたってこと?」

「そうかもしれないけど・・・きっと、相性だと思うの。それも深い
 ところでのね」
「ふかいところの相性?」


◆◇◆ 前世ということ ◆◇◆


「そう、深いところ。ところであなたは前世(ぜんせい)を信じる?」
「前世ねえ。信じてはいないけど否定もしてないよ。ひょっとしてあ
 るのかなあぐらいに思ってる」

「わたしは信じてるわ」
「どうして?」

「どうしてって、信じてるからよ。たとえば時々、自分では昔、聞い
 たことも教わったことも、本で読んだこともないのに思い出したっ
 て気がすることがあるの。なんて言うかなあ、どうしていいかわか
 らない事があったとするでしょ。そんなときにしばらくボーっと考
 えてるとフッとわき出てくるのよ、その答えが。忘れてたことを思
 い出した時のようにフトね」

「それは直感って云うのじゃないの?」

「そうかもね。でもわたしはそれが前世の記憶を思い出したんじゃな
 いかって感じるのよね」
「それはそのう・・相性と前世が関係あるってこと?」

「そうよ。あなたをはじめて見たとき、久しぶりって感じたの。
 もちろんあなたはわたしのお店にはじめてきたのよ。そしてはじめ
 て会ったのよ。それなのに懐かしいなって思って。やっぱりその時
 もフト思い出す感覚だったわ」

「なんかオカルトみたいな話だなあ、気持ち悪くなってきた」

「ごめんね。でもそれが前世のことじゃないかなあって思うの。だか
 らわたしの子宮もあなたを受け入れたんじゃないかな。」


◇◆◇ 霊的相性 ◆◇◆


「相性って、性格が合うとか、趣味が合うとか、考えが合うとかって
 いろいろ言うけど、でもそんなのは絶対二の次だと思うのよ。
 その前にもっと大切なことがあると思うの。」

「大切な事って?」

「それは前世でその二人がどんな関係だったのかってこと。仲が良か
 ったとか悪かったとか、親子だったとか、夫婦だったとか。
 それから憎みあってる敵同士だったとかいうのもあると思うわ」

「じゃあ仲の悪い夫婦ってのは前世では敵同士だったってことか」

「そうじゃないかなって思うの」

「それじゃ聞くけど、もしそうだとしたら結婚するって事はその二人
 はすくなくとも好き合ったわけだろ。敵同士がなんで好き合って結
 婚までするんだ」

「よくわかんないけど、敵同士でも因縁(いんねん)があるでしょ。
 見えない糸でつながってるのね。でも生まれ変わった時にはほとん
 どみんな前世の事なんか憶えてないのよね。でも前に関係があった
 から始めて会った時に他の人とは違う感じをその人から受けると思
 うの。それを錯覚しちゃうのね。 会った時からピーンと来たのよ
 とか何とか言って。そのうち前世のことなんか関係なく普通の男女
 として恋愛したりセックスしたり結婚しちゃうんじゃないかなあ。」

「じゃあ前世に敵同士だった二人がもし結婚したらみんな仲悪くなる
 って事か?」

「皆じゃないと思うわ。でも確率は高いと思うわ。例えばちょっとし
 た心の行き違いやトラブルで相手を怒ったり憎んだりした時に前世
 の記憶にチーン!てスイッチが入っちゃうのよ。」

「よくわからんなあ・・君の言ってる事オレには。じゃあ前世に敵同
 士だった二人がもし間違って結婚しちゃったらほとんどが絶望的じ
 ゃないか?」

「絶望的じゃないわ。」

「なんで絶望的じゃないんだよ?」

「もし多少なりともよ、この人とは前世で仲悪かったなというぐらい
 の事でもわかってたとしたらよ、何かあってチーン!って前世のス
 イッチが入ったて、『ダメダメ、この湧き出てくる怒りの感情は今
 世の私の感情じゃないわって、だから鎮まるのよ!抑えて抑えて』
 という感じで自分に言い聞かせれば、それ以上ケンカすることない
 でしょ。」

「そんな簡単に怒りがおさまるか?」

「そう思わないよりは、よっぽどましよ。それとたとえ前世で敵同士
 だとしてもよ、今世では愛し合うことだってできる夫婦じゃない。
 『昨日の敵は今日の友』っていう言葉もあるしね。第一馬鹿げてる
 は今世の自分が前世に左右されるなんて。せっかくいやなこと忘れ
 て生まれ変わったっていうのに」

「じゃあ、なんでそんな危険性!?のある二人がわざわざまたくっつく
 んだよ?」

「それはねえ、前世でのトラブルを今世で超えちゃいなさいってこと
 だと思うのよ。争い合う事が人間の本当に求めてることじゃないで
 しょ?あなたは争ったりケンカしたりするの好き?」

「好きなわけないだろう」

「そうでしょう、そうなのよ。産まれてくる時にケンカしながら産ま
 れてくる人はいないもね。だから昔、たとえ敵同士でも今世でそれ
 を越えなければ、またどこかで同じ事繰り返すわよっていうことね」

「誰がそんなこと決めるんだ?」

「自分よ。自分の中の本当の自分よ。魂かな?神様かな?、、、」


「ちょ、ちょっと待ってくれよ。もうオレの思考圏外に出ちゃったみ
 たいだから今日はそのくらいにしてくれないか。
 だいたいオレは神様アレルギーだし。なんかすっかり興醒めしちゃ
 ったよ。そんなことよりもう一度していい???」

「もう、、せっかく盛り上がってるのにあなたったら」

「盛り上がってるのは君だけだろ。なんで今みたいな話がボコボコ出
 てくるんだ君は?」

「なんかあなたとセックスした後は自分でも知らない事が自然に出て
 くるのよ。まだあるわよ。もっと話をしようか?」

「も、も、もうやめて下さい。お願いします。加代さま、、」

「わかったわ、今度ね。」

「えっ、、今度も???」


・・・・・・つづく


                        プレヨス正憲



  

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